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プラダを着た悪魔

MOVIE 2017.09.11

プラダを着た悪魔

The Devil Wears Prada|アメリカ映画(2006)
監督:デヴィッド・フランケル
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、スタンリー・トゥッチ

「仕事と私、どっちが大事?」って女のセリフかな

この映画のタイトル「プラダを着た悪魔」って、先入観もあるけど、ディズニーの魔女キャラを想像しますよね。凄くいじわるで、性格悪いおばさん。でも実は優しい。みたいな。仕事をしていると、そんな人に遭遇する機会は少なくはないのでは? 取引先だったり、自分の上司だったり。凄くいじわるで、そもそも性格が合わないけどたまに優しい部分に触れちゃったら、意外といい人だった。なんてことありますよね。この映画に出てくる主人公、アン・ハサウェイ演じるジャーナリスト志望のアンドレア・サックスもそう。ひょんなことから、世界最高峰のファッション雑誌「ランウェイ」の編集部へ就職してしまい、魔女キャラこと、鬼の編集長ミランダにコキ使われ、死に物狂いで頑張っていると、ちょっと認められたり、優しくされたりしてミランダとの間に信頼関係ができちゃったんです。そうなると、恋人なんてかまっている暇はありません。なんていったって世界の「ランウェイ」編集部ですから。それは忙しいですよ。ファッションセンスだって磨かれまくってキレイにだってなっちゃうし。そしたら恋人はほったらかしにされて思うはず。「仕事と私、どっちが大事?」って。このセリフって女子限定かと思ってたけど、キャリアウーマンと付き合っちゃうと、男でも思っちゃうのかな。仕事と恋愛の両立って、なかなか難しい問題。そんなことわかっているけど、正面衝突しちゃうタイミングってきっとありますよね。そんなとき、アナタならどうしますか?仕事に恋愛、ファッションに加えてセンス抜群な音楽で展開する映画。いろんな角度から楽しめます。