新潟の冷やし中華をコレクションしてみました。
夏の風物詩といえば「冷やし中華」。「冷やし中華はじめました」ののぼりを目にすると、夏の訪れを感じますよね。 今回は、新潟の冷やし中華といえばここ!という、新潟 冷やし中華 おすすめコレクションをご紹介。ぜひ全店制覇してみてください!
麺工房 ドリーム本店(めんこうぼうどろーむほんてん)
自家製もちもち麺の冷やし中華
生麺、ワンタンなどを製造する工房としてはじまった「麺工房 ドリーム本店」。工房での経験を活かした自家製手打ち麺が自慢の冷やし中華を提供している。毎朝仕込む麺は、コシが強くもちもち食感。そして驚きなのが、麺を選べるオーダー方法。冷やし中華ではとても珍しい。太麺、細麺からお好みで選ぼう。自家菜園で収穫された香味野菜、煮干し、豚骨から丁寧に取ったスープとリンゴ酢などを合わせた醤油ベースのタレは、キリっと、さっぱりとしている。国産豚を使ったこだわりのチャーシューをはじめ、キュウリ、トマト、卵焼きなどシンプルな冷やし中華だ。
提供期間 | 5月中旬〜9月中旬 |
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価格 | 冷やし中華そば 810円(税別) |
麺 | 自家製手打ち麺(太麺/細麺) |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | チャーシュー、きゅうり、卵焼き、トマト、紅しょうが、ゴマ、和がらし |
蓬来軒(ほうらいけん)
鰹節の出汁が香る歴史ある冷やし中華
昭和30年代の屋台時代から続く、歴史ある冷やし中華。屋台の写真には、わかりにくいが「冷やしそば」の品名が見て取れる。その頃から変わらず続いている「冷やし中華」の透き通った飴色のスープからは、鰹節の香りが強く漂う。酢は控えめなので、麺をすすった時にむせるということはない。このスープの基本は、有名料亭の「行形亭(いきなりや)」で修行していた板前さんから教わったとか。極細麺はコシが強くシコシコした食感で、スルスルと口に入っていく。冷やし中華のバリエーションとして、チャシュー冷やし、玉ネギ入り、納豆入りなどもある。
提供期間 | 5月上旬〜9月上旬(気温による) |
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価格 | 冷やし中華 880円(税込) |
麺 | 極細麺 |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | チャーシュー、きゅうり、錦糸卵、わかめ、トマト、紅しょうが、海苔、ゴマ、和がらし |
大江戸 県庁前店(おおえど けんちょうまえてん)
いつでも、どこでも食べられる!
シーズンじゃないのに冷やし中華を無性に食べたくなった時は「大江戸」に行こう。通年メニューとして冷やし中華が待っている。スープは酸味が抑えられ、甘じょっぱい醤油味。そこに和辛子ではなく、にんにくや唐辛子などをブレンドした特製の辛味を溶かして食べると、これがよく合う。麺は秋田から毎日陸送される細縮れ麺。かん水が少なめで麺の風味を邪魔しない。とても長い麺なので一度にすすり切るのは難しいが、これは茹でた時に麺が切れても短くならないようにという配慮による。一年中食べれるのも嬉しいが、テイクアウトできるのは驚き。
提供期間 | 通年 |
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価格 | 並 850円 |
麺 | 長く縮れた細麺 |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | チャーシュー、きゅうり、卵焼き、メンマ、海苔、紅しょうが、もやし、特製辛味 |
信吉屋(しんきちや)
だしが香る冷やし中華に
レモンを絞って爽やかにいただく
暑くて食欲のない日に食べたくなるのが「信吉屋」の冷やし中華。鰹と昆布、煮干しを使い、時間をかけて取っただしに、醤油と酢を合わせたタレ。トッピングのレモンをお好みで絞っていただくと、柑橘系の爽やかな酸味が楽しめる。 そのタレで、中華そばなどにも使っている、おなじみの極細麺をいただく。トッピングはチャーシュー以外細かく刻んであるので、麺と一緒に食べやすくなっている。中華そばの丼で提供されるため、わりとボリュームがあるものの、ペロリと食べることができる。お好みで和がらしを溶かして食べるが、結構辛いので溶かし過ぎには注意。
提供期間 | 5月第二月曜〜9月10日前後 |
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価格 | 普通 850円(税込) |
麺 | 中華そば等と同じ極細麺 |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | チャーシュー、きゅうり、卵焼き、なると、ハム、ごま、レモン、和がらし |
萬来(ばんらい)
山盛りのクラゲに柏崎の夏を感じる
柏崎ボリュームと呼んでもいい柏崎独特の盛りの良さ。その元祖たるお店が「萬来」。有名なカツカレーを筆頭に、ボリュームあるメニューが多い。冷やしクラゲそばもそのひとつ。冷やし中華の上にクラゲがびっしりトッピングされている。シャキシャキしたきゅうりやもやしに、コリコリしたクラゲが加わって、爽やかな食感を演出している。自家製スープの酢の量は気温によって調節しているそうだ。全てが手造りで手間暇がかかるため、提供期間は他店に比べ短いとのことなので、終わる前に早めに食べたほうがいいかも。でも、大盛りを頼む時はくれぐれもお腹と相談の上、慎重に。
提供期間 | 5月下旬頃〜涼しくなるまで |
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価格 | 冷やしクラゲそば 1,050円(税込) |
麺 | 中太ストレート麺 |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | クラゲ、チャーシュー、きゅうり、錦糸卵、なると、もやし、紅しょうが、メロン、洋がらし |
樺太屋(からふとや)
湯田上温泉にある竹打ち麺の冷やし中華
水色の、竹を思わせる形の皿に盛り付けられ、見た目にも涼しげ。麺は中華そばにも使っている竹打ち麺。竹のしなりを利用しながら麺を打つ方法で、福島県の白河や栃木県の佐野では有名だが、新潟では珍しい。シコシコの麺に絡むスープは、中華そばで使用するスープを冷やして、醬油や酢と合わせたもの。まろやかな酸味が清涼感を感じさせる。トッピングはお客のリクエストに答えながら変遷し、現在のものに落ち着いたとのこと。通年やっているため、温泉の芸者さんやお客さんなど冬に注文する人も割といるとか。
提供期間 | 通年 |
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価格 | 冷やし中華 700円(税込) |
麺 | 細ストレート麺 |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | チャーシュー、きゅうり、卵焼き、メンマ、かまぼこ、紅しょうが、海苔、和がらし |
酒麺亭 潤 燕総本店(しゅめんてい じゅん つばめそうほんてん)
清涼感たっぷり!
サラダ感覚の冷やし中華
金物の町・燕市らしいメタル丼の中の冷やし中華は、氷が添えられ、冷たさが保たれる。きゅうり、チャーシュー、卵焼きなど、冷やし中華でおなじみの具材に加え、レタスやトマト、エビまで入り、マヨネーズが乗せられている。食欲のない暑い日でも、サラダ感覚でさっぱり食べることができそう。煮干や昆布で取ったダシに、ゴマ油などの調味料を合わせたタレに、マヨネーズを溶かすと変わった味わいの冷やし中華になる。ぜひ味わってみてほしい一杯。
提供期間 | 6月〜8月 |
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価格 | 冷やし中華 950円(税込) |
麺 | 中細ストレート麺 |
スープ | 醤油スープ |
トッピング | エビ、チャーシュー、きゅうり、卵焼き、トマト、レタス、紅しょうが、刻み海苔、マヨネーズ、洋がらし |