雑本堂
ザッポンドウ

店主・矢尾板さんが好きな映画関連の古本をメインに、店名のとおり雑多な品ぞろえ。映画の原作小説やパンフレット、コミック、演劇、音楽と多彩なカルチャーの本が所狭しと並んでいる。昭和のファッション雑誌などは創刊号や絶版本もあり、好奇心を刺激する出会いを求めて1日中、本を探す人もいるとか。まるでDJがバイナルレコードをディグるかのように、好きな映画パンフレットを探す様子は“映画”が異なるカルチャーを、同店で繋ぎ合せてくれたのかもしれない。きっと見るかる宝探しほど、ワクワクするもの はない。

[オススメの本]
私説 東京繁昌記/小林信彦