なじらぼ!

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冬は家でまったりしながら、名作映画を観よう

新潟の冬はいつも寒くてどよーんとしていて、外に出て遊ぼうという気持ちがなかなか起きないもの。そこで今回は、インドアでぬくぬく楽しめるものはなんだろう? ということで、「映画」をテーマにしてみました。定番だけど見逃してない? そんな名作DVDを50選。ちょっと年代や好みが偏ってるかもしれないけれど、どれも面白い映画であることは間違いなし!ちなみに、すべて蔦屋書店 新潟万代店さんで借りられます(レンタル中だったらごめんなさい)。

ただ名前を知ってるだけじゃ損!日本映画界の巨匠たち

日本映画といえば黒澤明。黒澤といえば、七人の侍。

七人の侍

ときは戦国時代。野武士の横暴に苦しむ農民が村を守るために七人の男たちを集めて…。世界中の映画監督に多大な影響を与えた巨匠・黒澤明。圧倒的なスケールとダイナミックな描写で作り上げられた時代劇エンターテイメント。

監督:黒澤明|1954年(日本)
出演:三船敏郎、志村喬、津島恵子、木村功

「七人の侍」の次はこれをオススメ!

隠し砦の三悪人」は「スター・ウォーズ」シリーズにも影響を与えたエンタメ痛快時代劇。時代劇以外ならヒューマンドラマの「生きる」が有名です。

昭和の親子と日本の人情。やっぱり小津は外せない。

東京物語

戦後日本の家族像を見つめ直す、小津安二郎の代表作。故郷から東京へ出てきた老夫婦は成人した子どもたちの家を訪ねるが、みな自分たちの生活に精一杯で…。家族の絆や人間の老いを丁寧に描き、小津独自のカメラワークを堪能できる。

監督:小津安二郎|1953年(日本)
出演:笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聡

「東京物語」の次はこれをオススメ!

小津安二郎の映画の雰囲気が気に入ったら、結婚をめぐる父娘の物語「晩春」や遺作となった「秋刀魚の味」なんていかがでしょうか。

ユーモラスでインテリジェント。伊丹映画を見逃すなんてもったいない。

タンポポ

売れないラーメン屋を立て直すために奔走する人々の人間模様を描いた快作。「マルサの女」「お葬式」などの伊丹十三監督らしいユーモアと奇妙さが“食”を通してザッピング的に表現された構成も秀逸。日本国内よりもむしろ海外で高い評価を得た作品。

監督:伊丹十三|1985年(日本)
出演:山崎努、宮本信子、渡辺謙、役所広司、安岡力也

「タンポポ」の次はこれをオススメ!

伊丹十三の世界観が好きになったら、「お葬式」「マルサの女」をプッシュ。最近の映画で伊丹監督っぽい作品だと、鶴橋康夫監督の「後妻業の女」がすごく雰囲気近いです。

愛と暴力。北野映画の魅力が詰まったベネチアグランプリ作。

HANA-BI

世界のキタノとして注目を浴びた、第54回ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。追い詰められた孤独な刑事と不治の病に冒された妻の逃亡劇を、北野武らしい暴力シーンと静謐な愛の表現で包み込んだ感動の映画。劇中に登場する絵は監督自らの作。

監督:北野武|1998年(日本)
出演:ビートたけし、岸本加世子、大杉漣、寺島進

「HANA-BI」の次はこれをオススメ!

北野武監督のバイオレンスが好きなら、「ソナチネ」や「アウトレイジ」シリーズがおすすめ。やさしい眼差しの北野武が好きなら、「あの夏、いちばん静かな海。」や「菊次郎の夏」はいかがでしょう。

見逃してない?世界の名監督と名作たち

映画ファン以外は知らない人も多いけど、ワイルダーは名監督です。

アパートの鍵貸します

数え切れないほどの名作を生み出した映画界の巨匠ビリー・ワイルダー。なかでも本作はロマンティック・コメディの傑作として名高い。「お熱いのがお好き」など数々のワイルダー作品に登場するジャック・レモンの哀しくておかしい演技も秀逸。

監督:ビリー・ワイルダー|1960年(米)
出演:ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイ

「アパートの鍵貸します」の次はこれをオススメ!

ビリー・ワイルダー作品は名作の宝庫。ラブコメ路線なら本作と同じジャック・レモン主演の「あなただけ今晩は」や「お熱いのがお好き」がオススメ。シリアス系なら「情婦」は絶対観て欲しい!

映画が好きなら、きっと好きになる映画。

ニュー・シネマ・パラダイス

イタリアの名監督ジュゼッペ・トルナトーレの代表作にして、映画愛に溢れる不朽の名作。映画好きの少年トトは映写技師のアルフレードと心を通わせ…。映画の夢に魅せられた少年トトの輝きには誰もが目を細める。ラストシーンも映画史に残る名場面。

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ|1988年(イタリア・フランス)
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ

「ニュー・シネマ・パラダイス」の次はこれをオススメ!

ジュゼッペ・トルナトーレの作品で、音楽もいい感じなのが「海の上のピアニスト」。サントラもついでにレンタルしたくなる作品です。

希代のヒットメーカー、スピルバーグのメガヒットSF作。

E.T.

孤独な少年と地球に置き去りにされた宇宙人E.T.との交流を描いたSFファンタジーの金字塔。希代のヒットメーカーであるスティーヴン・スピルバーグの作品の中でも、記録的なメガヒットを達成した。未知なる生命体との友情というテーマは実に奥深い。

監督:スティーヴン・スピルバーグ|1982年(米)
出演:ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ、ディー・ウォレス

「E.T.」の次はこれをオススメ!

スピルバーグ作品は大ヒット映画ばかりだけど、なかでもリアルな恐竜の再現で映像表現の可能性を広げた「ジュラシック・パーク」。ドキドキ感なら「ジョーズ」。戦争物なら「プライベート・ライアン」の上陸戦闘シーンは臨場感がやばいです。

キューブリックは、ちょっとトラウマ…。

時計じかけのオレンジ

鬼才スタンリー・キューブリックによる、人間の暴力性と欲望を描いた近未来映画。トラウマになりそうな過激で残忍な描写とショッキングな映像表現で物議を醸した作品。ウェルメイドなヒューマンドラマとは対極にあるので覚悟の上での鑑賞を。

監督:スタンリー・キューブリック|1971年(英・米)
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ

「時計じかけのオレンジ」の次はこれをオススメ!

キューブリックの代表作といえば「2001年宇宙の旅」「シャイニング」あたりが入門編。記憶に残る(残ってしまう…)映画たちです。

21世紀の日本映画といえば…これは見て欲しい!

マイペースに生きたっていいよね、そう感じさせてくれる佳作。

かもめ食堂

ヘルシンキで日本食堂を営むサチエのマイペースで素直な生き方が多くの共感を集めた、現代の名作ヒューマンドラマ。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこのトリオは盤石で、この作品以後も「めがね」「プール」などの作品が誕生する。

監督:荻上直子|2006年(日本・フィンランド)
出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ

「かもめ食堂」の次はこれをオススメ!

この映画の雰囲気が気に入ったなら、「めがね」「プール」も立て続けに観てみよう。もっと観たくなったら「マザーウォーター」もあるよ。

夫婦の姿っていろいろあるけど、みんな同じ時代を生きている。

ぐるりのこと。

90年代の社会を舞台に一組の夫婦の生き様を描くヒューマンドラマの傑作。生まれたばかりの子どもを亡くした哀しみを通して、支え合う男女の姿、離れることのできない夫婦の絆が丁寧に描かれた、寡黙だが希望に満ちた再生の物語。

監督:橋口亮輔|2008年(日本)
出演:木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子、温水洋一

「ぐるりのこと。」の次はこれをオススメ!

夫婦ものの次は、リリー・フランキーつながりで親子もの「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。同じく夫婦ものなら「ツレがうつになりまして。」もけっこういいよ。

VFXの映像表現に度肝を抜かれつつ、心温まる人情エンタメ。

ALWAYS 三丁目の夕日

昭和33年の東京下町・夕日町三丁目の人々の暮らしを温かな視線で描いた大ヒット映画。昭和の“古き良き時代”を美しく再現するために用いられたVFXの技術は圧巻。家族の愛やノスタルジーに包まれた、エンターテイメント大作。

監督:山崎貴|2005年(日本)
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、薬師丸ひろ子

「ALWAYS 三丁目の夕日」の次はこれをオススメ!

こういうオススメのしかたは安直ですが、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」「ALWAYS 三丁目の夕日'64」がございます。

壁にぶつかっても、前に進む。力強く胸に響く青春娯楽映画。

パッチギ!

京都を舞台に在日コリアンと日本人の間の恋を描く、エネルギーに溢れる青春物語。国境、世代、立場、さまざまなハードルに真っ向から挑戦していく人間の力強さに勇気をもらえる。「イムジン河」「あの素晴らしい愛をもう一度」ほか加藤和彦による音楽も印象的。

監督:井筒和幸|2004年(日本)
出演:塩谷瞬、沢尻エリカ、高岡蒼佑、小出恵介

「パッチギ!」の次はこれをオススメ!

邦画でエネルギーのある青春映画なら、「下妻物語」「桐島、部活やめるってよ」「キッズ・リターン」「ソラニン」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」あたりを次にいかがでしょう。

若者たちの、青春と恋と人生と。

旅立ちの朝、親友との別れ。胸に染みる名台詞たち。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

天才的な頭脳を持っているが心を閉ざす青年と、最愛の妻を失って悲しみにくれる心理学者の出会いと成長の物語。思春期の青年が、愛や友情、人を信じることを知って大人になっていく姿が胸を打つヒューマンドラマ。エリオット・スミスの音楽もGOOD。

監督:ガス・ヴァン・サント|1997(米)
出演:マット・デイモン、ロビン・ウィリアムズ、ベン・アフレック

「グッド・ウィル・ハンティング」の次はこれをオススメ!

名作ヒューマンドラマといえば、「アイアム・サム」「リトル・ダンサー」「今をいきる」「フォレスト・ガンプ」はいかがでしょうか。

若者って純粋なくせに身勝手で残酷よね。ラブシーンも印象的。

ジョゼと虎と魚たち

原作は田辺聖子の短編小説。足が不自由なため外出したことのないジョゼと、雀荘でバイトしている大学生の恒夫。ふたりの出会いから別れまでを語ることで、恋の純粋さと残酷さ、男の弱さと狡さを描くラブストーリー。エンディングはくるりの「ハイウェイ」。

監督:犬童 一心|2003年(日本)
出演:妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里、新井浩文

「ジョゼと虎と魚たち」の次はこれをオススメ!

大学生のモラトリアム的な映画の雰囲気が好きなあなたには、「きょうのできごと」「人のセックスを笑うな」「横道世之介」あたりもおすすめです。

行定勲&クドカンによるノンストップ・エンターテイメント。

GO

金城一紀の直木賞受賞作を監督・行定勲、脚本・宮藤官九郎で映画化。在日韓国人の高校生・杉原は好きな女の子に自分が在日であることを告白して…。在日問題を扱いながら、エネルギーと爽快感、疾走感に満ちた00年代を代表する傑作青春映画。

監督:行定勲|2001年(日本)
出演:窪塚洋介、柴咲コウ、山崎努

「GO」の次はこれをオススメ!

この作品や「パッチギ!」のような在日問題を描いた映画をもっと観てみたいと思ったら、「月はどっちに出ている」「血と骨」もおすすめです。

父親と息子、そのビミョーな関係を美しくロマンチックに。

ビッグ・フィッシュ

父親が語る人生の不思議なストーリーを、息子がおとぎ話のなかで体感していくファンタジー映画。父と子の関係をテーマに、美しくロマンチックな映像と心優しいエピソードで彩られた、ティム・バートンによる感動物語。

監督:ティム・バートン|2003年(米)
出演:ユアン・マクレガー、アルバート・フィーニー、ビリー・クラダップ

「ビッグ・フィッシュ」の次はこれをオススメ!

ファンタジー要素が強い作品は結構好きかもと思ったら、同じティム・バートン作品の「アリス・イン・ワンダーランド」「チャーリーとチョコレート工場」もどうぞ。

白黒映画だからって敬遠しないで、面白いから。

白黒時代の「カッコいい男」といえば、この映画のハンフリー・ボガート。

カサブランカ

作品の舞台は仏領モロッコ。戦争のせいで引き裂かれようとする男女を描くラブロマンスの不朽の名作。第二次世界大戦のさなかに作られ、アカデミー賞の主要3部門を受賞。「君の瞳に乾杯」の名台詞はこの映画!

監督:マイケル・カーティス|1942年(米)
出演:ハンフリー・ボガート、イングッド・バーグマン、ポール・ヘンリード

「カサブランカ」の次はこれをオススメ!

白黒の恋愛映画ならフランク・キャプラ監督の「或る夜の出来事」、古いけどカラーの恋愛名作ならケイリー・グラント出演の「めぐり逢い」あたりをおすすめ。

不朽の名作。イタリア旅行をする前に、必ず観ておきましょう。

ローマの休日

イタリアのローマを訪問したとある国の王女が滞在先を飛び出し、新聞記者の男とたった一日の恋に落ちる、オードリー・ヘップバーン主演の名作ロマンティック・コメディ。数々のローマの名所を定番観光スポットにしたのはこの映画!

監督:ウィリアム・ワイラー|1953年(米)
出演:オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート

「ローマの休日」の次はこれをオススメ!

洋画名作、それも定番中の定番を観ておこう!と思った人は、「風と共に去りぬ」「タイタニック」「ショーシャンクの空に」とかいかがでしょうか。

有罪か、無罪か。密室劇の魅力が詰まった社会派映画。

十二人の怒れる男

少年が父親殺しの疑いで裁判にかけられる。陪審員たちが評決に達するまでの様子を描く密室サスペンスの最高峰。陪審員ひとりひとりの個性や心理状態が見事に描かれ、判決の行方がスリリングに二転三転していく脚本は秀逸。

監督:シドニー・ルメット|1957年(米)
出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コップ、マーティン・バルサム

「十二人の怒れる男」の次はこれをオススメ!

こういう密室劇面白い!と思ったら、三谷幸喜の舞台劇を中原俊監督で映画化した「12人の優しい日本人」も観てみて! 2000年以降の作品なら「キサラギ」も同じ系統の作品です。

芸能ゴシップやスターの転落人生が好きなら、この映画を観よう。

サンセット大通り

かつて脚光を浴びた伝説的な元スター女優ノーマ・デズモンドの半生と、売れない脚本家の奇妙な関係を通してハリウッドで生きる人々の光と影を描いた名作ドラマ。哀しみと憐れみ、滑稽さと美しさが相まった独特の世界観。

監督:ビリー・ワイルダー|1950年(米)
出演:グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン

「サンセット大通り」の次はこれをオススメ!

シリアスな白黒映画なら、同じビリー・ワイルダーの初期作で不倫による保険金殺人を描く「深夜の告白」、あるいはキャロル・リード監督の「第三の男」なんていかがでしょう。

ストレス解消にバイオレンスとアクションはいかが?

タランティーノを観るならまずはここから。サントラが欲しくなる!

パルプ・フィクション

時間軸の異なるシーンを組み合わせたオムニバス映画の名作。異なる犯罪ドラマが様々に交錯しながらスピード感溢れる展開とくだらない台詞の応酬で進行していく。クエンティン・タランティーノの出世作。音楽も演技もカッコいい。

監督:クエンティン・タランティーノ|1994年(米)
出演:ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソン、ブルース・ウィリス

「パルプ・フィクション」の次はこれをオススメ!

タランティーノ映画にどっぷりハマりたい人は、ぜひ次に「レザボア・ドッグス」、「ジャッキー・ブラウン」を観てみよう!日本大好きタランティーノのオタク的な部分にクローズアップするなら「キル・ビル」。

なにもかもが恐ろしいほど完成度の高い名作中の名作。

ゴッドファーザー

巨匠コッポラの代表作でありギャング映画の金字塔。マーロン・ブランド演じるイタリア系アメリカマフィアのファミリーによる抗争や暴力、裏切りなどを描く圧倒的な魅力を持つ大作。暗くて黒く沈んだ全体的な映像の美しさも印象的。

監督:フランシス・フォード・コッポラ|1972年(米)
出演:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン

「ゴッド・ファーザー」の次はこれをオススメ!

続編となる「ゴッド・ファーザー Part II」「ゴッド・ファーザー Part III」はもちろんオススメ。ギャング系ならロバート・デ・ニーロの「グッド・フェローズ」も面白いですよ!

若き日の田中邦衛や梅宮辰夫もいいけど、やっぱり金子信雄がイイ!

仁義なき戦い

敗戦直後の広島・呉を舞台に極道社会の抗争を描く、日本の暴力映画の総本山ともいえる実録ヤクザ映画シリーズ。緊迫感のあるカメラワークや生々しい描写などで日本の娯楽映画界に衝撃を与えた。俳優陣の個性も凄まじい。

監督:深作欣二|1973年(日本)
出演:菅原文太、松方弘樹、渡瀬恒彦、田中邦衛、金子信雄、梅宮辰夫

「仁義なき戦い」の次はこれをオススメ!

できれば「仁義なき戦い 広島死闘篇」「仁義なき戦い 頂上作戦」「仁義なき戦い 代理戦争」「仁義なき戦い 完結篇」と、イッキに観るとヤクザ世界にどっぷりひたれます。会話が広島弁になっちゃうかも。じゃけえのう。2001年に公開されたトヨエツ主演の「新・仁義なき戦い。」もGOOD。現代ヤクザ方面なら、北野武監督の「アウトレイジ」シリーズを。

日本にもこんなアクション映画があったんだ!

太陽を盗んだ男

中学教師の男が原爆を自ら作って政府を脅すという、犯罪アクションにして、邦画としては珍しいタイプの異色エンターテイメント。渋谷の空撮や大がかりなアクションシーンなど見所満載。沢田研二vs菅原文太という構図も面白い。

監督:長谷川和彦|1979年(日本)
出演:沢田研二、菅原文太、池上季実子、北村和夫、風間杜夫

「太陽を盗んだ男」の次はこれをオススメ!

邦画アクションって特撮ものや時代劇が強いから、現代劇は意外と層が薄い…という印象。そのなかで、ハリウッド的な印象のものを挙げるなら「ゴールデンスランバー」「ホワイトアウト」(後者はロケ地新潟県)。あ、あと韓国映画「シュリ」。

名作サスペンスでハラハラドキドキ!

巧妙なストーリーの構成で、ラストは思わず膝をうつ。

ユージュアル・サスペクツ

コカイン密輸船爆破事件を発端として、カイザー・ソゼという名の謎の黒幕をめぐって繰り広げられる犯罪サスペンスの名作。脚本もキャスティングも見事で、ラストのオチを知ってもまたもう一度見たくなる、そんなタイプの作品。

監督:ブライアン・シンガー|1995年(米)
出演:ケヴィン・スペイシー、ガブリエル・バーン、スティーヴン・ボールドウィン

「ユージュアル・サスペクツ」の次はこれをオススメ!

ラストこう来ましたか的なサスペンスといえば、「シックス・センス」が有名です。チームワーク系の犯罪ものならオールスター映画ですが「オーシャンズ11」がカッコいい。デヴィッド・ホルムズによる音楽もよいです。

観終わったあと、どっと疲れる重厚なサスペンスドラマ。

ミスティック・リバー

かつての幼なじみ3人の運命が事件によって交錯し、悲劇へと向かっていく…。エンターテイメントの名手クリント・イーストウッドによる重厚なサスペンス映画。映画芸術の凄み、演技の凄みが濃縮されたような至高の作品。

監督:クリント・イーストウッド|2003年(米)
出演:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン

「ミスティック・リバー」の次はこれをオススメ!

重厚な社会派のサスペンスやヒューマンが好きなら、ケネディ暗殺を描く「JFK」や、アル・パチーノ&ラッセル・クロウでタバコ業界の不正を暴く「インサイダー」、邦画なら「金融腐食列島 呪縛」「スパイ・ゾルゲ」なんかもおすすめです。

身代金誘拐と貧富の差。黒澤明が描く社会派サスペンス。

天国と地獄

大企業の専務の息子と間違えられて運転手の息子が誘拐され、身代金が要求された!新幹線を利用した身代金の受け渡しなど緊迫のシーンに満ちた巨匠・黒澤明による邦画サスペンスの決定版。三船敏郎、仲代達矢はもちろんだが若き日の山崎努の熱演も注目。

監督:黒澤明|1963年(日本)
出演:三船敏郎、仲代達矢、香川京子、山崎努

「天国と地獄」の次はこれをオススメ!

ちなみに「踊る大捜査線 THE MOVIE」には、「天国と地獄」のなかの名シーンのオマージュがあったりします。

コンプレックス、負い目、苛立ち…兄弟ならではの複雑な関係。

ゆれる

東京でカメラマンとして成功した弟と、田舎の実家でガソリンスタンドを経営する兄。そのスタンドで働く幼なじみの女が、吊り橋から転落死することで、兄は殺人の容疑者となり…。兄弟の関係性上で人間同士のエゴやどろどろした感情を描く佳作。

監督:西川美和|2006年(日本)
出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、真木よう子、新井浩文

「ゆれる」の次はこれをオススメ!

邦画で微妙な人間関係を描くヒューマンサスペンスって感じなら、吉田修一原作の「パレード」「悪人」あたりはどうでしょう。西川美和作品なら「永い言い訳」「夢売るふたり」とかも。

海の向こうの恋愛映画でロマンチックなひとときを

たったの14時間で、あなたはどんな恋ができますか?

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)

列車で出会った一組の男女がウィーンで途中下車し、街を歩きながら語り合う…。出会いから別れまでの14時間を描いたラブ・ロマンス。会話の中から見え隠れする、恋愛観、人生観、そしてそれぞれへの想いに、心動かされる名作。

監督:リチャード・リンクレイター|1995年(米・オーストリア・スイス)
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー

「ビフォア・サンライズ」の次はこれをオススメ!

この作品の続編「ビフォア・サンセット」があるのでこちらもぜひ。ちなみに、ロードムービー的な作品が好きなら「プリシラ」「リトル・ミス・サンシャイン」などもぜひ。

ヴィンセント・ギャロの映画は、カッコよくて愛おしい。

バッファロー'66

ミニシアター系のラブストーリーといえばこれ。独特の映像表現や色彩感覚で描かれてる、孤独で卑屈でダメダメな男の奇妙な純愛劇。クリスティーナ・リッチのむちっとしたキュートさが全開。独自の美学に貫かれたとても魅力的な作品。

監督:ヴィンセント・ギャロ|1998年(米)
出演:ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ

「バッファロー’66」の次はこれをオススメ!

ヴィンセント・ギャロの世界観が気に入ったら、「バッファロー’66」の後に撮った「ブラウン・バニー」。タブー破りのセックス描写が非常に印象的です。

ホーム・エクスチェンジではじまる新しい恋。

ホリデイ

失恋で傷ついたふたりの女性が、お互いの家を交換し合うホーム・エクスチェンジでクリスマス休暇を迎えて思いがけない恋をはじめる、そんな物語。「ラブ・アクチュアリー」や「プラダを来た悪魔」などのラブコメが好きな人にオススメ。

監督:ナンシー・マイヤーズ|2006年(米)
出演:ジュード・ロウ、キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラック

「ホリデイ」の次はこれをオススメ!

洋画ラブコメといえば、「ブリジット・ジョーンズの日記」「ユー・ガット・メール」「ラブ・アクチュアリー」「プラダを着た悪魔」「恋人たちの予感」とかが定番です。

最愛の人が幽霊になってあらわれるパターンの元祖はコレ。

ゴースト/ニューヨークの幻

強盗に襲われて命を落とした男が、天国行きを拒否し幽霊となって愛する人を守ろうとする物語。ラブストーリー、サスペンス、ファンタジー、ホラーなどの要素を複合し大ヒットした、永遠の愛を描く名作。

監督・ジェリー・ザッカー|1990年(米)
出演:パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ

「ゴースト/ニューヨークの幻」の次はこれをオススメ!

人間が人間以外と恋をする(またその逆)という設定のラブストーリーなら、手がハサミの人造人間が主人公の「シザーハンズ」、人魚が主人公の「スプラッシュ」。邦画なら二階堂ふみが金魚を演じる「蜜のあわれ」なんてのも。

コメディはみんなで笑うともっと面白い!

男たちのシンクロナイズド・スイミングは、笑える上に感動的。

ウォーターボーイズ

落ちこぼれの男子高校生5人がシンクロナイズド・スイミングに挑戦する、矢口史靖監督の青春スポーツ・コメディ。クライマックスのシンクロ演技シーンは見事。青春のキラキラした躍動感に溢れた作品。後年テレビドラマ化もされた。

監督:矢口史靖|2001年(日本)
出演:妻夫木聡、玉木宏、竹中直人、金子貴俊

「ウォーターボーイズ」の次はこれをオススメ!

男子高校生の次は女子高校生ということで「スウィングガールズ」、矢口史靖監督の世界が好きなら「ひみつの花園」も観てみて。

三谷幸喜らしさが詰まった、シチュエーション・コメディの決定版。

ラヂオの時間

ラジオドラマの生放送を舞台に、役者のわがままでシナリオが書き換えられたことから起こるさまざまな出来事を描いた三谷幸喜初監督のシチュエーション・コメディ。辻褄合わせに奔走するスタッフたちのおかしさがテンポのよい展開と絶妙な笑いで描かれる。

監督:三谷幸喜|1998年(日本)
出演:唐沢寿明、鈴木京香、戸田恵子、西村雅彦

「ラヂオの時間」の次はこれをオススメ!

三谷幸喜のシチュエーションコメディを映画で楽しむなら、法廷ものの「ステキな金縛り」や映画とマフィアのコメディ「ザ・マジックアワー」なんていかがでしょう。

B級パロディ映画に見せかけて、なにげに根強い人気の名作。

ギャラクシー・クエスト

往年の人気SF番組のファン集会の会場に本物の異星人がやってきて、出演者たちが本当に宇宙の危機に立ち向かう…そんな破天荒な傑作SFコメディ。「スタートレック」のオマージュとSF映画への愛が満載の、一見B級だが映画ファンの間で根強い人気の作品。

監督:ディーン・パリソット|1999年(米)
出演:ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン

ギャラクシー・クエスト」の次はこれをオススメ!

この作品がオマージュを捧げている「スタートレック」がいうなれば元ネタ。あと、同じニオイのする作品としてウエスタンコメディの「サボテン・ブラザーズ」もいいかもです。

キュートで気持ち悪いおじさん。海外の顔芸役者といえばこの人。

Mr.ビーン 劇場版

ほとんど台詞がないのに動きと表情だけで笑わせてくれる、ローワン・アトキンソンのミスター・ビーン。世界中で人気を博したTVシリーズの映画版。美術館の学芸員であるビーンが繰り広げるドタバタ爆笑コメディ。

監督:メル・スミス|1998年(英・米)
出演:ローワン・アトキンソン, ピーター・マックニコル, パメラ・リード

「Mr.ビーン 劇場版」の次はこれをオススメ!

Mr.ビーンが好きな人には、Mr.ビーンしか薦められない(笑)。映画もいいけど、やっぱりテレビシリーズでクスクス笑うのがよいと思います。

最後に、冬の景色が印象的な映画

観てるとちょっと混乱するかもだけど、いい映画です。

エターナル・サンシャイン

互いの記憶を消すために「記憶除去手術」を受けたカップルのピュアな愛の物語。コメディの印象の強いジム・キャリーがここでは一転シリアスで切ない男を好演。雪の降る砂浜でのシーンがとても印象的な映画。チャーリー・カウフマンの脚本が見事。

監督:ミシェル・ゴンドリー|2004年(米)
出演:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッド、キルスティン・ダンスト

「エターナル・サンシャイン」の次はこれをオススメ!

ピュアな恋愛の映画はやっぱりいいなあと思ったら、「(500)日のサマー」や「アメリ」「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」あたりいかがでしょうか。

冬の殺人事件といえば、コーエン兄弟のこの映画。

ファーゴ

コーエン兄弟によるブラックユーモア満載のクライムサスペンス。借金返済のために狂言誘拐をでっちあげる二人の男。しかしそれが凶悪殺人事件に発展してしまい…。舞台となったミネソタ州ファーゴの雪深い冬の情景が、独特の雰囲気を演出。

監督:ジョエル・コーエン|1996年(米)
出演:フランシス・マクドーマンド、ウィリアム・H・メイシー、スティーヴ・ブシェミ

「ファーゴ」の次はこれをオススメ!

コーエン兄弟の作品に興味があったら、冷酷な殺人鬼を描く「ノーカントリー」、ゆるーいサスペンスコメディの「ビッグ・リボウスキ」も観てみて!

映画ファンなら「もう全部観てるし!」みたいな作品ばかりかもしれないけど、見逃している作品があったらぜひ観てみてください!寒い冬こそ、あたたかな部屋で有意義な2時間を!

蔦屋書店新潟万代

新潟市中央区店舗情報

新潟市中央区幸西3-1-6
025-249-0066|08:00-23:00

書籍、レンタルDVD、レンタルコミックはもちろん。文具館を併設した新潟県最大級の次世代型大型書店です。文具から食品、日用品まで総合的に揃う店舗は、県内ではココだけです。