なじらぼ!

  1. 新潟食材歳時記 秋編

新潟食材歳時記 秋編

2017.09.22

食欲の秋!今年も旬を味わおう。
季節を感じる新潟ならではの食材。

FOODS

シーズンはいよいよ、食欲の秋へ。秋になると食べたくなる、新潟ならではの海の幸、山の幸、野菜、果物、皆さんは何を思い浮かべますか? 「新潟食材歳時記」では、季節ごとの地元・新潟の美味しい旬の食材を、旬の時期、主な生産地、食べ方のおすすめなどもあわせてご紹介します。普段、何気なく口に運んでいるけれど、実はよく知らなかった、なんてこともあるかも。

高級魚による高級茶漬けもおすすめ!

正式名称は「アカムツ」といい、口を開けると喉の奥が黒いことから「ノドグロ」の名で呼ばれています。水深100m〜200mのやや深い所に生息しており、魚やイカ、エビ類を食べる肉食性です。脂がたっぷり乗っており、新潟を代表する高級魚です。

旬の時期
9月にもっとも漁獲量が多くなります。
採れる場所/産地
主に山北、岩船、新潟、筒石の底曳網で多く漁獲されます。
おいしい食べ方
塩焼きが代表的ですが、煮付けや刺身も絶品です。ご飯の上にお刺身を載せ、醤油とお茶をかけたノドグロ茶漬けもおすすめ!

佐渡の秋といえばおけさ柿!

甘くジューシーな佐渡の代表的な特産物「八珍柿」を改良して「おけさ柿」と名づけたものです。渋柿ですが、渋抜きして出荷されるので、店頭に並ぶ頃には甘い柿になっています。とろけるような舌触りが特徴でビタミンCをたっぷりと含み、種がないので食べやすいのが特徴です。

旬の時期
県内のものは10月上旬より出荷され始め、10月中旬から11月上旬にピークを迎えます。
採れる場所/産地
主な産地は、佐渡市、新潟市西蒲区・秋葉区等です。
おいしい食べ方
張りがあり、果実全体に赤みが入り、へたと果実の間に隙間がないものを選ぶようにします。渋を抜いてから2~3週間程度が食べ頃です。保存は常温(10℃~15℃程度)が適しています。渋抜き直後はパリパリの固めの食感ですので、軟らかい柿が好きな方は数日置いて、さわってみて、少し軟らかくなってから召し上がるとよいでしょう。おすすめの食べ方としては「柿プリン」。完熟した柿を潰してピューレ状にしたものに、柿の1/2くらいの牛乳を加えて混ぜ、冷やしておくだけ。プリンのような触感になります。

五泉の名物。まろやかなぬめりが特徴。

大和早生(やまとわせ)という里芋の品種を、20年余りにおよぶ品種改良を組み入れた栽培を経て作り上げてきました。肌が白くきめ細かで、食べるとまろやかなぬめりのある食感を持っています。日本三大白生地産地である地元五泉産の『絹織物』の帛(きぬ)にたとえ、乙女のような愛らしさで、人々に親しんでもらえるようにと名付けられたものです。

旬の時期
9月下旬〜11月にかけて出荷のピークを迎えます。
採れる場所/産地
主な産地は、五泉市です。
おいしい食べ方
里芋を使った新潟の代表料理は「のっぺ」ですが、チーズ焼きやコロッケなどのジャガイモの代わりに使うと、また違った味わいを楽しめますよ。

新潟ならではの食用菊。

新潟特有の食用菊「かきのもと」。これは新潟下越地方の呼び名で、中越地方では「おもいのほか」と呼ばれています。花弁は赤紫で、ほろ苦い味とシャキシャキとした歯ごたえの良さが特徴です。

旬の時期
10月上旬から霜の降りる11月下旬頃まで。
採れる場所/産地
主な産地は、新潟市、燕市などで、出荷の約8割を新潟市南区(旧白根市)が占めています。
おいしい食べ方
主におひたしや酢のものとして食べられます。

白くて甘くて、まさにやわ肌。

秋から初冬にかけて適度な降雨と高い湿度という気象条件を生かして栽培された新潟のねぎは、甘さとやわらかさを合わせ持ち、真っ白な軟白部が売り物。色白で柔肌という越後美人のイメージから、「やわ肌ねぎ」というブランド名で販売されています。

旬の時期
10月〜12月出荷の秋冬ねぎが柔らかく、甘さがあっておいしいと言われています。
採れる場所/産地
砂丘地を中心に、新潟県全域で栽培されています。
おいしい食べ方
サラダや薬味として使ったりはもちろん、焼いて醤油をかけたり、味噌をつけたりして食べてもおいしく食べられます。

新潟の自慢。日本を代表するお米です。

炊きあがりは白く艶があり、口に入れると強いお米の香りと甘みが感じられます。粘りがあって弾力もあり、とても美味しいお米です。

旬の時期
10月頃の収穫後の新米は最も美味しいです。
採れる場所/産地
新潟県全域で生産されています。
おいしい食べ方
コシヒカリ自体の美味しさを味わうには、チャーハンなど味つけする料理よりも、ご飯はそのまま食べた方がいいと思います。その中でも、コシヒカリの美味しさを最大限に引き出す食べ方として、おにぎりがおすすめ。おにぎりを握る時には、くれぐれも強く握らず、ふんわりと軽く握りましょう。

村上の鮭は新潟のソウルフード。

鮭は川から海へ出て成魚となり、産卵のために、再び生まれ育った川に戻ってきます。「秋鮭」とは9月〜11月に産卵のため川に戻ってきた鮭のことで、身がよく締まって大きく、脂がのって最高に美味しい状態です。また、雌は卵であるイクラを抱えていて、こちらも美味。

旬の時期
9月〜11月川を遡る途中の、成熟までにまだ間があるものが脂がのっておいしい。
採れる場所/産地
特に村上市が主な産地としてあげられ、定置網で漁獲されます。
おいしい食べ方
ムニエルや、ちゃんちゃん焼きなど、いろいろな調理法で食べられていますが、新潟では「サケの塩引き」で食べることが多いです。イクラは醤油漬けなどで食べられます。鮭の身はおにぎりの具やお茶漬けにして食べるのが一番好きです。

甘くてとろとろした食感が人気。

「甘エビ」とも呼ばれていますが、正式名称は「ホッコクアカエビ」といいます。新潟では「南蛮エビ」と呼ばれていますが、これは色や形が南蛮(赤唐辛子)に似ていることから。甘みが強く、独特の食感があります。

旬の時期
底曳網での水揚げが増えるこの時期は手に入りやすい。
採れる場所/産地
佐渡市、新潟市、糸魚川市が主な産地です。
おいしい食べ方
とろけるような身は、お刺身や寿司種として甘みを味わいます。旨味の詰まった頭の方は、吸い物などのだしを取ったりして使います。

新潟の秋の旬の食材を8つご紹介しました。他にも、なしやいちじくなどの果物、きのこ類といった様々な食材が、新潟の秋の食卓を彩ります。白いご飯に塩引き鮭、という新潟らしい組み合わせがいちばん美味しいのもこの季節。旬の食材を探しに、スーパーや八百屋さん、直売所など、ぜひ足を運んでみてください。

EDITOR
KAZUAKI YAMAZAKI

山崎一彰

涼しくなって食欲も増し、旬のものがたくさん出てくる季節ですが、そんなおいしいものを横目にダイエットしようと企んでます。でも、誘惑に乗ってしまう付き合いのいい性格なので、挫折することでしょう。

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