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第二回 オリンピックっていくらかかるの?

1964年に東京オリンピックが開催されてから、56年ぶりとなる「2020年東京オリンピック」。3年後に東京で開催されるこの世界最大級イベントのために、今のうちから豆知識を仕入れておこう、というこのミニコラム。「え、でもここ新潟なのに…」「あんま関係なくね…?」とかそういう細かいことはなしにして、オリンピックをより楽しめるよう、オリンピックを観に東京まで行きたくなるよう、さまざまなオリンピック豆知識を定期的に配信していきます。今回のテーマは、オリンピックの裏側的な切り口で、ずばり、「お金」。オリンピックのコストについてのお話です。

何にいくらかかっているの?

2012年に開催されたロンドンオリンピックを例に挙げて説明していきましょう。まず、ロンドンオリンピックでは、全体で約3兆1700億円の費用がかかったそうです。ちなみに、東京の新しいシンボル・スカイツリーの総工費は650億円。こんな比較のしかたはナンセンスですが、オリンピック1開催あたり、スカイツリー約49本分のコストがかかっている、とういうことになります。

コストの内訳はというと、電気や上下水道などのインフラ整備が28%、メディアセンターや選手村などの建設費用が18%、会場関連が16%、パーク関連のプロジェクトが13%、交通機関が13%、その他12%となっています。オリンピックの費用といえば、大きなスタジアムの建設にかかるコストが最も大きそうなイメージですが、実は周辺のインフラ整備が大半を占めているのです。オリンピックを開催することで街の道路などがキレイになり、新しい建物やショッピングモールが多く建設されるので、住民の暮らしという視点からは、生活が便利になる面もあります。一方で、築地市場の豊洲移転問題に代表されるように、ひとたび問題が起こると、とんでもない規模でお金が無駄になってしまうということも…。ちなみに、歴代のオリンピックにおける開催コストNo.1は、ソチオリンピックの5兆円だそうです。ロシアの年間の国家予算は35兆円くらいなので、その比較からも、オリンピックは高い、というのがうかがい知れるのではないでしょうか。

開催するメリットってなに?

多額の費用を投じ、国民の税金もじゃぶじゃぶ使ってまでオリンピックを開催するメリットは、はたしてあるのでしょうか?オリンピック開催に反対する人たちの主張の中にも、「やはり無駄遣いじゃないの?」という意見は多いです。整備されて都市の利便性が向上し、私たち日本人はオリンピックをリアルタイムに現場で観戦することができる、という点はもちろん利点ですか、開催国としての最大のメリットは、外国からの観光客の流入、開催にともなう国を挙げての経済効果の期待でしょう。きっとオリンピックにあやかった、東京オリンピック饅頭とか、めちゃくちゃ売れるんでしょうね。1箱千円だとして、3兆円を回収するにはえーと…って、無駄な計算はやめておきます。

  • 今回のまとめ
  • ・オリンピック費用歴代1位は、ソチオリンピックの5兆円。
  • インフラ整備に最も費用がかかっている。
  • ・外国人観光客を含んだ、経済効果に期待大。

1964年の東京オリンピックスタジアムである「国立競技場」は、2020年の開催にあわせて「新国立競技場」として生まれ変わるのはご存じですよね?この「新国立競技場」の建設費用は、現在のプランで約1500億円と試算されています。

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