栗かん、今年も届きました

昭和2年、当時26歳だった創業者・佐藤佐吉が古町13番町に店を構えたのが里仙のはじまり。元々は古町10番町で祖父の佐藤仙太郎の「手に職をもて」という教えに従い、新潟市内の菓子屋にて修業を積み、屋号を「里仙」としたのは、敬愛する祖父・仙太郎の名前から頂戴した。同店といえば、新潟米を厳選し、香ばしくも餡との相性の良い皮作り、あんこも丁寧にねりあげた「里仙もなか」が看板商品だが、今回は季節限定の「栗かん」をご紹介。厳選され生産者の手から届いた栗。丸ごと一粒入っているのではなく、荒く刻まれ、風味を豊かに、食感も楽しめるようにと工夫が施されている。贈答用、お土産もいいが、特別なお茶うけとしても楽しんでもらいたい。