よーく混ぜて、 よーく冷やして

夏時期に、体温を下げるために食べられていた農村料理「冷汁」。ミョウガ、生姜、キュウリなど清涼感漂う刻まれた夏野菜がたっぷりと。魚介と合わせた味噌を合わせてだしで伸ばして。しっかり冷えた、まっ白い豆腐をポロっと入れて。よーく混ぜて、ごっちゃごちゃにして食べるんだ。惣菜としてそのまま食べてもいいけれど、ご飯を入れてもうまいんだ。土間家のご飯は、手作業で雑草を抜いたりと、自然で育った有機米を立派な釜戸で炊いている。ふっくらもっちり炊きあがった米粒は、1つ1つにうま味が詰まってピッカピカ。冷汁に入れてもしっかり米の味が立っている。田舎に行かなくたって、ここでそんなの過ごせちゃう。